この記事は
- 人見知りを長所として捉える
- 人見知りな自分が嫌いなんだけど、変えていきたい
について書いてます
人見知りを自覚してからかれこれ、20年以上経過しているプロのシャイボーイである僕ですが、やはり人見知りに対してネガティヴなイメージを持ってました。
・コミュ力ない、もしくはコミュ障
・暗い、陰気
・ひきこもり
・モテない
などなど
でも、こうやって人見知りにネガティヴなイメージを持っている事って、言い換えれば、人見知りな自分自身にダメ出ししている事になります。
それは、ツライっ!
それに気づいてからというもの、人見知りで得した事や、よかった事などポジティブな側面を探すようになりました。
というわけで、人見知りな性格にネガティヴイメージがあった僕が、30数年の人生を通して得た人見知りでよかったと思う事やメリットなど、長所に感じた部分を7個ご紹介します。
何で7なのかというと、ラッキーな感じがするからです。
深い意味は意味はありません。
それでは見ていきましょう。
もくじ
1、思慮深く慎重な為、他人に騙される事が少ない
人見知りの人っ外交的な人よりも他人に対して恐れや疑いを持っています。
だから、「ちょっと怪しいな…」「この人が言っている事って間違ってない?!」
っていう疑うアンテナの感度が高いです。
なんか違うに敏感です。
違うと思ったら、ネットなどで調べてある程度自分の中で腑に落ちないと動かない。
思慮深く、慎重な行動ができます。
だから、他人に騙される事が少ないです。
人になかなか心を開けず、悩んでいる人見知りの方も多いですが、見方を変えれば、自分を守るための長所になっているとも言えます。
2、何かに没頭できる時間が取りやすい
対人関係が少ない為、その分自分の時間が持ちやすいです。
その時間を使って、副業を始めたり、たくさん本を読んで知識を増やしたり、筋トレしたり…いろんなことができます。
時間を自分の為に使える機会が多いって事です。
それってかなり幸せなことだと感じます。
人見知りで自分はダメだなぁなんて思う時間があるなら、その時間を使って自分がワクワクできることにどんどん挑戦していけば、数年後、確実に成長してる自分に出会えるはずなんです。
今、没頭できるものなんて何一つ無いって人は、まず『自分のやりたい事』をみつける事に全力を尽くしてみてください。
それもある意味時間があるからできる“没頭”です。
3、人見知り程度で他人を評価する狭い思考の人間を見極める
人見知りでなかなか上手く話せないって出会い始めの期間が必ずあります。
そのタイミングで相手の心の広さが感じ取れる。
僕が経験したのは、1、2回目会ったくらいで、
「話さないから」
「なんか暗いから」
という理由で会ってもらえなくなるなんてことがありました。
でも、冷静に考えるとそれはその相手の人生経験や考え方の狭さもあると感じます。
そういう人は自分の考えが絶対正しいと考えていたり、自分の中の考え方から外れる人たちを見下さす傾向がある為、一緒にいても何のメリットありません。
人見知りってだけで、ネガティヴなイメージを持つような、心の狭い人間を見極められるんです。
ということは、言い換えると自分にとって気持ちよく付き合える人とだけ関係を作れるということでもあります。
それって、すごいことだと思いませんか?
4、発言にかなり注意を払うため、相手を傷つける事が少ない
人見知りの人って
「こんな事言ったらどう思われるだろう?」
って気持ちが強いと思います。
だから、初対面の人、会ってまだ日が浅い人というのは、どんな人かわからないので、話すのを躊躇してしまう。
それって言い換えるなら、
自分の発言に気をつける感覚が発達している
ってことです。
そういう人って相手を自分の発言で傷つける機会を減らす事ができます。
5、繊細ゆえに周りを見ている。観察眼がすごい!
人見知りの人って繊細だからこその、初対面での気後れや、不慣れな人に対して壁を作ってしまうんです。
ですが、その繊細さは武器です。
繊細ゆえに、他の人が気づかない部分にも気付けたりします。
これが発揮されやすいのが仕事です。
リストで不備を見つけたり、上司が求めている事にすばやく対応できたり、ちょっとした同僚の変化や表情にも気づき、それに即した対応を取れる可能性があるということです。
6、聞き上手の才能がある
自分から話すって行為が苦手な為、コミュニケーションが取れないと自分の事を思っている人が多いですが、それは違います。
コミュニケーションは、話すだけでは成立しませんよね。
そこには聞く相手がいて初めて成立します。
というか、むしろ人は自分の話を聞いてくれる相手を熱望しているといっても過言ではありません。
人見知りの人は、繊細なので、人の話を一言も逃さずに聞こうとする心持ちがあるように感じます。
それに話すよりも聞いている方が楽だと感じる人も多い。だから。聞き役に適任なんです。
というわけで、聞き上手の才能があるので傾聴スキルを学べば、才能が開花する可能性が十分です。
誰でも話を聞いてもらいたいんです。
だから、人見知りの皆さん、無理に話さず、聞くことに徹してみてください。
僕は人見知りの克服を目指して、隔週合コンに行っていた過去がありますが、そこで学んだ事が、この聞き役に徹する事でした。
人見知りでも会話の輪にあっさりと加わる事ができます。
7、孤独に耐性ができやすい
人見知りの人は交友関係が広くない代わりに、一人で行動をすることが必然的に多くなりますし、休日も一人で楽しむ術も心得ている人が多いように感じます。
それは、孤独に耐性ができやすく、年齢をとるごとに精神的な力強さに変わっていきます。
孤独を楽しめる人は、自信がある場合が多いです。人見知りの自分を否定していると、孤独耐性はつきかず自信も育ちませんが、人見知りの自分を受け入れ、『自分は人見知りだから、無理に人と付き合う必要ないし、一人が気楽』なんて考えられていれば、他人に依存しない独力のちから強さは次第に身についていきます。
歳を重ねることで、やはり一人でいる場面も増えていきますし、死ぬときは誰だって一人です。
なので、一人で楽しめるスキルはより良く生きていくために、かなり重要です。
人見知りだと、そのスキルが伸びやすく、結果的に精神的な強さが身につきやすくなります。
まとめ
人見知りはネガティブなイメージを持たれやすいものですが、やはりどんなものに光と陰はあるものです。
今回は人見知りの光にスポットを当ててみましたが、まだ探せば出てきそうです。
人見知りに対しての悪いイメージしかもってない人は、はじめから『そんなのない・・・』なんて弱気に決めつけて、探そうとしていないだけです。
はじめから可能性を閉じていれば、その先は無いんです。
長所をさがしていきないながら、人見知りが最強の気質である証明を今後もしていきたいと思います。