内向型の人は、
- 友達が少ない自分はダメなんだ・・・
- 人と話すのなんか辛いし、めんどくさい。
- 人脈ゼロの社会人になってしまった。人生詰んだ、終わりだ・・・
- 結婚なんて絶対無理だし、そもそも恋人なんていた事ないっす・・・孤独死が不安。
など人付き合いに対して、うまくいかなかったり、苦手意識やネガティヴな気持ちを持ってる人が多いです。
実は、これ全て自己肯定感を身につける事ができれば解決できるんです。
実際に、私は内向型よりもさらに深刻な対人恐怖症(社会不安障害)により、10年以上苦しんできたキャリアがあります。
そこから、100冊以上の書籍から様々な情報や知識を得て、現在、正社員である程度の稼ぎがあり、趣味のサークルなどで人付き合いを楽しめるようにまでなりました。
この記事では、私の経験を元に、
内向型が自己肯定感を身につけると進化できる理由を理解する
自己肯定感を高める具体的な方法
についてご紹介致します。
もしあなたが内向型で人付き合いに困っていたり、苦しんでいたりするならば、是非読み進めてください。
この記事を読み終えた頃には、『自分、ここから何とかなるかも!』と思えるはずです。
もくじ
1.内向型が人付き合いに苦しむ理由を理解する
内向型は人付き合いに苦しむ人が多いです。ただ、なぜ苦しむのか。
それには、様々な理由があると思いますが、一人の内向型人間として、私の経験からお話しできればと思います。
下記、ご参考下さい。
▷他人の評価を異常に気にし過ぎている
内向型のひとは他人の評価を気にし過ぎで、人付き合いがしんどくなっています。
なぜなら、内向型の人は自信が無い人が多く、自己評価より他者評価に依存してしまう傾向が強いからです。
そうなると、他人に好かれようとして、自分の本心や本当にやりたい事を我慢したり、相手に無理に合わせてしまったりして、辛くなってしまうんです。
実際に、私は人に好かれようとして、先輩のつまんないギャグにも合わせて笑ったりしてました。ですが、本心から笑っているわけでは無いので、それを何処かのタイミングで見透かされてしまい、かなり嫌われてしまった経験があります。
つまらないならつまらないリアクションをする事が自分にとっての正解なのに・・・
そうやって、しんどくなってしまいます。
▷人付き合いに対してのネガティヴな思い込み
内向型の人は人付き合いに対してネガティヴな思い込みがあり、その思い込みが働いて人付き合いに苦しんでいる場合もあります。
なぜなら、人は自分自身が勝手に築いた思い込みのフィルターを通して、世界を見ている場合が多いからです。
それがネガティヴなものであれば、世界は自分にとってネガティヴに見えます。
例えば、他人は自分にとって敵であり、自分の存在を脅やかすものだという思い込みがあれば、常に気持ちが安心する事が無くなり、人付き合いに不安と緊張が付き纏い、その結果、人付き合いがしんどくなるんです。
▷他人の悪い部分に目が行きやすい
他人の悪い部分に目が行きやすいと、人付き合いが嫌になってしまいます。
なぜなら、あなたが他人の悪い部分に注目してしまうクセがある為、他人を否定的な目で見てしまい、それが言動や行動に現れてしまう為、人とのコミュニケーションがうまくいかなくなってしまうからです。
そして、さらに悪い部分を他人に見てしまうという事は、それだけ制限が多いという事でもあります。
制限というのは〝〜しなければならない〟という自分が生きる上で課しているルールです。
実際に、私がこういう人間だったので、人とのコミュニケーションで相手を否定してしまう言動が多くなったり、自分のルールに合わない人間は勝手に嫌いになって目を合わせなかったりしていました。
当たり前ですが、人間関係はうまくいかなくなり、会社でしたが、完全に孤立してしまいました。
マジで辛かった・・・、でもその時は理由がわかりませんでした。
2.内向型が自己肯定感を身につけると進化できる理由を理解する
内向型の人こそ、自己肯定感を理解し、身につける事で世界の見え方は変わるかもしれません。
ありのままの自分を認めている肯定できている感覚のことを言います。
自分の弱さや醜さ、至ら無さも含めて自分はOKと思えるかどうかです。
自己肯定感を持てると、過去を否定して落ち込んだり、未来を不安視して苦しむ事が減り、生きる事が楽になっていきます。
私は対人恐怖症でしたが、そもそもの原因はこの自己肯定感の低さにあったと感じています。
そんな私の経験から、自分自身が自己肯定感について学び、高める事でこう変わった=進化したと感じた点をご紹介致します。
▷自分を信じられるので、行動を起こしやすい
自己肯定感を持てれば、自分を信じる事ができるようになる為、何かチャレンジしたい場合に、行動が起こしやすくなります。
なぜなら、当たり前ですが、自己肯定感を持てればありのままの自分が素晴らしいと思える為、そこに自分を否定する気持ちが無くなる為、自信が生まれるからです。
そして、行動後のネガティヴな事が起こったらどうしようなどの、未来に対する不安を感じにくくなるので、さらに行動が加速します。
▷凹み難くなるので、自分の時間が増える
自己肯定感を持てれば、凹み難くなるので、あなたが自由に使える時間が増えます。
なぜなら、内向型の人は特に悩んでいる時間多くないですか?
あれこれ悩む事は意外とかなり多くの時間を費やしますし、さらに悩むと行動力も低下し、処理能力も併せて低下してしまう為、時間を無駄に消費しているのです。
だから、自己肯定感を身につける事で、悩む時間が減り、さらに行動力も処理能力も上がるので、自分の時間が倍々に増えていくんです。
その時間を使って、興味ある事を学んだり、体を鍛えたり、好きな人と会う時間を増やせれば、今後大きく成長したり、幸せを感じる事も増えていきます。
実際に、私は自己肯定感について学ぶ前は、落ち込んだり悩んだりしている時間は、毎日3時間くらいありました。
今は、長くて1時間、最短15分程度にまで短かくなっています。
その分新しい趣味の勉強や、仕事の新しいスキルを学ぶ時間に当てる事ができ、成長を実感できています。
自己肯定感、万歳!ってマジで思います。
▷他人軸ではなく、自分軸で世界を見るようになるり、幸せになる
自己肯定感を身につけると、他人より自分を優先して考えられるようになり、幸福度が増します。
他人軸に合わせるというのは、人の評価を気にしている状態になりますが、他人はこの世の中に沢山います。自分以外、みんな他人です。
そして、他人は個々に意見や評価基準を持っています。
その多種多様の評価基準に合わせて生きるなんて不可能ですし、やろうとするとそりゃかなりしんどいです。
ですが、自己肯定感が低いと自信のなさから、他人軸に合わせようとしてしまいます。
ただ、もしここで自己肯定感を持てれば、自分という唯一無二で世の中でたった1つの価値基準に合わせれば良いことになりますし、その基準は自分のものなので、なによりもマッチングしたものに合わせれば良いので、かなり楽になります。
そうなると、余計なストレスが無くなるので、幸せを感じる事が多くなります
実際に、私は自己肯定感を知る前は、他人に好かれる為に、他人軸に合わせた行動や言動を取っていました。
ですが、ずっと不安で仕方がなかった。
やはり相手が自分をどう思うかはわからないので、常に自分が不安定な感じがしていました。
自己肯定感を知ってからは、自分の意見を持っても良いし、自分らしい行動や言動をして、もし相手に嫌われたら、それは嫌われて良い、自分との相性が悪い人なんだと思えるようになってきました。
3.自己肯定感を高める具体的な方法を学ぶ
それでは、自己肯定感を高める為に私が実践した、具体的な方法をご紹介致します。
▷自己否定をやめて、自分のダメなところも認める
自己否定をやめて、自分にダメな部分があっても良いって思えるかどうかは、自己肯定感を高めるためには、すごく大事です。
なぜなら、自分を否定する事は肯定する事の逆の行為ですが、それを今まで自分に与えてきたからこそ、自己肯定感が低いのです。
なので、今から意識的に否定をやめ、肯定グセをつける事で自己肯定感を高められますが、それがなかなかうまく行きません。
やはり長年の否定グセはそう簡単に変わらないです。
そんな場合、視点を変えてみましょう。
自分の事をダメだと否定している〝自分に気づいたのでOK〟という形だとうまくできそうな気がしませんか?
否定してしまうのはもうとりあえず受け入れて、それに客観的な視点で気づけた自分は凄いという形です。
私もなかなか否定グセが抜けず、『自分を否定してしまう自分はやっぱりダメだ』となってしまい、なかなか自分にOKを出し認める事ができませんでした。
ですが、『自分を否定してしまう自分はやっぱりダメだ・・・と気づいた!よっしゃ!』という感じに、視点を変える事でだんだんと否定グセがマイルドになっていきました。
そして、自分を否定しなくなると、他人からも否定されている気がしなくなるので、かなり生きるのが楽になってきてます。(自己肯定感トレーニングは、私も現在進行中です。)
▷他人の良い部分を見つける
他人の良い部分を積極的に見つけるようにする事で、自己肯定感が高まりやすくなります。
なぜなら、他人の良い部分を見つけられるという事は、自分の良い部分にも目が行きやすくなると言うことです。
だから、逆に悪いところに目が行きやすいのであれば、自分の悪い部分にフォーカスを当てやすいと言えます。
例えば、ファッションを気にする人であれば、相手がどんな服を着ているかをどうしても見てしまいます。
逆にファッションに無頓着であれば、他人の服装を気にしないと思います。
それと同じで、相手の良い部分を見つけられるという事は、自分の良い部分に目が行きやすくくなります。
このほうほうには、人間関係を良くするという副次効果もあるので、かなりオススメです。
▷ネガティヴな感情を書き出す
自分の考えているネガティヴな感情を書き出す事で自己肯定感が高まります。
なぜなら、文字にする事で自分がどんな事に対して感情を動かしているかを客観的に
観察できるため、自分に対する理解が深まり、自分のネガティヴな感情に対する攻略法が見えてくるので、自己肯定感を低下させる可能性を軽減できるからです。
実際、自分がどんな状況でネガティヴな感情を持ってしまうのかを事細かに説明するのはなかなかパッとできないはずです。
ですが、自分の感情を書き出して理解する事で、自分がネガティヴな感情を持ってしまう状況などが分かると、事前に心の準備もできますし、事前に避ける事もできます。
ゲームでいうボスの弱点を事前に知っておく事で楽に攻略できるのと似ています。
知っているのと知らないのとでは、難易度が大きく変わってくるのです。
まとめ
●1.内向型が人付き合いに苦しむ理由を理解する
内向型の人は、人の評価を気にしていたり、人付き合いに対してネガティヴな思い込みがあったり、人の悪い部分に焦点が当たりやすかったりする為、人付き合いに苦しむ事が多くなります。
●2.内向型が自己肯定感を身につけると進化できる理由を理解する
内向型の人が自己肯定感を身につけると、自信を持つ事ができ、凹む事が減り、自分軸で物事を判断できるようになる為、幸せな人生を生きられるようになります。
●3.自己肯定感を高める具体的な方法
自己肯定感を高めるには、自己否定をやめる事、他人の良いところを見る事、自分のネガティヴな感情を書き出す事が効果的です。
この3ステップを踏む事で、内向型の人でも今よりもっと楽しく人付き合いが可能になるはずです。
もちろんそれには努力が必要になりますが、今回紹介した事は、すぐにでも取り組める内容になっているので、明日からトライしてみてはいかがでしょうか?