- 今まで働いた事ないから、働くのが怖い
- 前の職場で人間関係がうまくいかず、働くのが怖い
について書いています。
どーも、まっさんです。
どうしても人間、働かないと食べてはいけませんのね。
働く事って生活を守り、命を守る事です。
ですが、昨今の働かない人々=ニートと呼ばれる人も多くなってきていて、40代以上の働き盛りの世代にも増えているのが現状です。
そういう人達が働かない根本的な理由の一つに、“働く事が怖いと感じている”というのがあると思います。
では、働くのが怖いと感じている人は、どうやって現状から抜け出せばいいのか?
私は、10年以上、対人恐怖症でした。仕事では無いですが、人が怖いと感じた状態で仕事をしていました。
かなりのハイストレスな毎日でしたが、今はかなり軽減できています。
そんな経験から、まず働くのが怖い原因を知り、働くのが怖いを克服する具体的な方法をお伝え致します。
この記事を読んでいただくと、働くのが怖いという気持ちがかなり軽減されるはずです。
もくじ
1.まず働くのが怖い原因を知る
▷何が怖いのかを言語化する
何もなければ恐怖を感じることはありません。
働くことであなたの中に生まれる“何か”
があなたの中に恐怖を生み出しています。
では、それはなんでしょうか?
・・・瞬時に答えられますか?
意外とわかっていないんです。
怖くて働けないと言っている割にその恐怖の原因について、しっかりと理解していないのではありませんか?
なので、まず働くことで何について恐怖を感じているのかをしっかりと言葉にして自分の中で理解しておくことが、まずすっごく大事です。
わかっていれば、怖いって思った時に、原因が側にあるから怖いんだと客観的になれる。
恐怖に対して、何もわかっていない状態より、全然楽だし、平常心をある程度保つことができます。
そうなれれば、恐怖をしっかりと観察できるので、次の手を打てる。
次の手というのは、克服です。
克服するために何をする必要があるのか、わかってきます。
僕の場合は、人が怖いと感じていた裏側に、人が自分のことをどう評価するかを異常に気にするという特性が隠されていました。
そういう気質が自分の中にあるんだとわかった状態は、強い。
自己理解はメンタルの強さを手に入れる最大の方法かもしれません。
このような理由で、自分の恐怖の原因が何なのかをはっきりさせる為に言葉にしてみることは大事です。
▷働くのが怖いと思うようになったキッカケって何?
やはり働く中で恐怖を感じたキッカケをじっくり考えてみる事は、克服に繋がります。
恐怖を感じるようになったのキッカケが何なのかがわかれば、どう対処するべきかもはっきりと見えてきて、対策もし易くなります。
対策できれば、『意外と大丈夫かもっ!』って気持ちも生まれる可能性がありますし、対策から明確な克服案が閃くかもしれません。
ゲームでもそうですが、ボスや強い敵に何も考えずに、突っ込んでも苦戦するか、もしくはやられてゲームオーバーです。
でも、戦う前に弱点を理解したり、新しく武器を買ったり、レベルを上げたりなどの対策を取れば、ゲームオーバーになる確率を減らせます。
恐怖に対しても、ある程度対策が取れれば、対策法があるという自信から、急に恐怖に襲われた時も焦らずに、飲み込まれず、客観的な立ち位置をキープできます。
2.働くのが怖いを克服する具体的な方法
▷カウンセラーに相談する
心療内科とか精神科とかはなかなかハードルが高く感じる人も多いですし、生命保険の加入や住宅ローンを組む時に、そのような病院で治療していて履歴がある為、審査に落ちる可能性が高くなります。
なのでまずは、医者ではなくカウンセラーに頼る事から始めましょう。
ちょっと高いですが(僕の経験上、1時間4500~7000円の相談料)
心の専門家に相談する事で今まで気づかなかった自分の考え方のクセなど理解でき、そこからなぜ恐怖を感じるのかがわかってくる可能性があるからです。
あまりにも病的に恐怖を感じてる場合も、専門家の判断で医師の診察を受けるべきかの助言を貰えますし、一人で悶々と考えるより、精神的な負担も軽減できます。
もちろんカウンセラーとの相性もあるので、一人会って全然効果ないと諦めずに、いろいろなカウンセラーに会ってみるのもいいと思います。
▷ハードルを下げて、完璧主義をやめる
働くのが怖い場合、自分の中で仕事のハードルがめちゃくちゃ高くなっている場合があります。
やはり実現が難しい事を毎日やるのは、しんどいですし、自己否定にも繋がります。
今の仕事に対する恐怖心は、今まで無理してきた証拠なのかもしれません。
なので、一旦、自分自身が仕事に対して考えている価値感や、仕事中に考えている言葉などを丁寧に観察して、メモとかに書いてみると良いかもしれません。
そして、メモった事柄を完璧主義になっていないかどうかという視点で眺めてみてください。
そして、100%の出来を目指している仕事をみつけたら、意識してある程度の出来でOKにするように仕事に向き合う事です。
意識的にハードルを下げる。
完璧主義に気づいて、意識して改善を目指す事が大切です。
意識しないと、今まで完璧主義に生きて来てるので、簡単に元に戻ります。
完璧主義に陥っている場合、なかなか難しいかもですが、疑いの目を向けてみると自分がどれだけ完璧を目指していたのかがわかります。
ただ、完璧を目指すのが心底好きな人もいて、無理してないと自分で思えるのであれば、それは治す必要が無いのです。
でも、完璧を目指す事が苦しく、それが仕事に対する恐怖心に繋がっているのであれば、気づいてあげないと、今後も苦しさが続き、恐怖心は小さくなってはいかないです。
完璧主義って、人間関係にも影響を与えていて、全ての人に好かれなければとか、人を不快にさせない完璧な対応をしなければとか。
あなたが完璧に対応したところで、相性という隠れパラメータもあるし、育った環境も違うので価値基準も違ったりするので、関係がうまくいかないときは何やっでうまくいきません。
他人の行動や思考、言動など自分でコントロールできない事に対して、完璧を目指す事はそもそも苦痛以外何者でも無い。
ですが、様々なコミュニケーションの書籍などで自分がこう変われば相手も自分の都合のいい風に変わるよ!って言っているものも多いため、コントロールできるような気がしてくる。
結果は逆で、自分を見失い、他人に好かれようと迎合すれば、イライラは大きくなり、努力してるのに、うまくいかないと感じて、人間関係に対してのネガティブなイメージはどんどん大きくなってしまい、本当に嫌になります。
最悪、コミュニケーションの書籍に書かれていないことを他人がした場合、そいつをバカにしたくなります。(経験者は語る)
なので、他人はコントロールできないので人間関係に完璧を求めると、ホント痛い目に合います。
何でもそうですが、腹八分目です。
人間関係も、仕事も同じ事です。
八分目が生きるという意味で、丁度いい!
先人はいいこと言いますよね~!
3.まとめ
働く事、仕事が怖くなると、会社に行けなくなったり、そもそも就職もしないで引きこもったりで、その後の生活に悪影響を及ぼします。
ですが、一度働く事に対して、恐怖心を持ってしまうと、毎日のように仕事をしなければいけないので、どんどん恐怖が強化されていきます。
早期に、なんか違うと気づき環境を変える事ができればいいのですが、努力や我慢が美徳とされる日本の社会性において、やはり簡単に辞めてしまうのは、抵抗があると思います。
その結果が、鬱や引きこもりなんだと思います。
周りの人が気づいて話を聞いてあげるだけでも違うので、もしこの記事を読んで、身近に会社に行けてなかったり、なんか様子がおかしい方がいるようでしたら、宜しくお願い致します。