- 人間関係が苦痛で退職したい!!
- 人間関係が理由の退職は甘え?
- 人間関係で退職すると、次も人間関係でつまずくってホント?
お疲れ様です、まっさんです。
転職する人の多くは人間関係が原因ですが、人間関係に対する捉え方を変えることができれば、仕事の人間関係なんて気にするだけ損なことがわかります。
実際に私は、10年以上、対人恐怖症(社会不安障害)を患いながら社会人としてやってきました。
こんな病気になるような人間なので、そもそも人間関係が苦手です。
だから、うまくいかずに嫌になったりで、正社員として3回(&派遣で数社)の転職を経験しています。
ですが、転職を繰り返すのは将来的にかなり不安でしたので、人間関係が苦手な自分を何とかしようと改善に努めてきました。
現在は、対人恐怖症を克服できたと同時に、人間関係に対する捉え方も大きく変わり、仕事が続くようになりました。
そんな私の経験をもとに、私が人間関係で退職した具体的な理由と改善するために行ったことや、人間関係が理由で退職する場合の注意点などをお伝えできればと思います。
この記事を読んでいただくと、仕事を人間関係で退職してしまう理由を理解でき、仕事を人間関係で退職する場合に、客観的に現状を評価することができます。そうすることで、むやみやたらと退職・転職を繰り返すことを防ぎ、履歴書を傷つけずに済むでしょう!!
もくじ
1.私が人間関係で退職した具体的な3つの理由
私は人間関係が原因の退職を経験しています。
その経験を公開致します。
▷Case:1 足を引っ張ってくるような行動をしてくる人間が多かったから
10年以上社会人を経験しているので、大きく活躍できた期間というのがあります。
ですが、活躍することは必ずしもいいことではなく、目立つことで嫉妬の対象になり、足を引っ張るような行動・言動をくらう事があります。
一番つらかったのは、今まで仲良くしてくれていた人に無視されたことです。
ですが、これは社会人あるあるで、ちょっと出る杭になると、日本人はそれを叩きたくなるものなのです。
そして、自分と同じ位置に引っ張り同レベルとしたい。
自信が無い人は、こういうことをしないと不安なんです。
うまく躱せればいいのですが、私は対人恐怖症を持っていた経験があるほどの、繊細な人間です。
その時の自分は、スルーするスキルを持っていなくて、真に受けてしまい、どんどん出社が苦しくなって退職してしましました。
もちろん自分のコミュニケーションに難があった部分や、今振り返るとやはり調子に乗っていたのかもしれません。
▷Case:2 上司たちが率先して、イジメをしていたから
大人になってもイジメはあります。
私が標的になっていたわけではないのですが、課長と次長がターゲットを次から次へと変え、退職したくなるように追い込むイジメを繰り返している職場がありました。
自分はターゲットにされていないものの、やはり一人、また一人と辞めていくと次は自分なんじゃという不安や恐怖を感じて、辛くなっていき、退職しました。
なぜ上司たちはそういう事をするのかというと、自信が無いゆえに権力を見せつけて、恐怖で人を支配しようとしていたんだと、今では理解できます。
すぐ怒鳴るような人間たちだったので、常に不安だったのではないでしょうか。
自分たちの粗がバれるのが…
この会社は辞めて正解だったと感じていますし、あまり私は反省していません。
中には今すぐに離れたほうがいい職場というのは存在します。
冷静に見極め対処しましょう。
▷Case:3 あまりにもコミュニケーションが無い職場で、孤独感が半端なかったから
コミュニケーションがほぼなく、社員の7割がほとんどしゃべっていないような職場もありました。
こんな職場あるんだとびっくりしましたが、成果主義や職人肌の技術者を多く抱えている職場だとこういう場合もあります。
人間関係が希薄なぶん、ある意味すごく楽ではありましたが、孤独感も半端なかった。
それがどんどん辛くなって、もっと人とかかわれる職場がいい!と辞めてしまいました。
今思うと、プライベートでの人間関係の充実や、孤独感の仕組みを理解して、メンタルトレーニングなどで対処できていれば、もっと長く働けていたのかもしれませんが、2年でギブでした…
2.人間関係が理由で退職する場合の注意点
人間関係を理由に退職する人は、同じように人間関係での退職・転職を繰り返しと言われています。
なので、私の経験から下記注意ポイントをお伝えいたします。
▷自分に原因が無いかどうかを分析・検証せずに退職はするな!
これ本当に大事。
人間関係で退職する場合、他人に原因がある場合はもちろんあるんですが、もしjそう思ったとしても、『どこか自分にも原因が無かったか?』を分析・検証することが大事です。
なぜなら、何度も同じようなに人間関係を原因に退職を繰り返すことを防ぐためです。
他人(上司や同僚)にあきらかな原因がある場合はいいのですが、もし自分の考え方や物事の捉え方、そもそもの性格やコミュニケーションの問題により、人間関係がうまくいかなかった場合、別の会社でも同じような理由でまた退職したくなります。
今の人間関係と離れることはできても、自分自身とは離れることはできませんからね。
もし、自分に原因があってもそれに気づくことができなければ、何度も同じことを繰り返して、年齢を重ね、スキルも中途半端、転職先は無くなるでしょう。
そうならない為にも、現在の人間関係が原因で辞めたいと考えている職場を利用し、改善を図ることや気づきを得ることが必要になります。
私が転職を繰り返していた時期、もちろん対人恐怖症が原因だった側面もありますが、その根っこには、高いプライドがありました。
自分はもっとできる(と思っている)のに仕事を任せてくれない上司への怒りや、挨拶をしない(本当はただそういう人ってだけ)同僚から馬鹿にされていると思ってしまったり、人の仕事に難癖をつけて自分のほうが優れていると(間違った)アピールをしていました。
こうやって、なかなか自分を認めてくれない状況を他人のせいにして、苦しくなって、退職していました。まさに自業自得だったんです。
だから、自分に原因があることを分析・検証しないまま、なんとなく人間関係が嫌だから苦しいからと退職してしまうと、自分の人間関係に対する捉え方や考え方は変わっていない為、同じような理由、原因でまた辞めたくなるでしょう。
分析・検証の具体的な方法は、シンプルで。客観的に今の自分の感情や、捉え方、考え方に気づくことです。
気づけば、改善や同じような場面で回避ができますが、そもそも気づいていなければ、何もできません。
ということで、まず気づくことから始めてみましょう!
▷結局どこへ行っても合わない・嫌な奴はいるってことを理解する。
人間関係に期待しすぎてないですか?
どんな職場でも自分に合わない人間や、嫌な人間はいるんです。
どんなコミュニティはいっても、そんなもんなのです。
どこかで、クリーンで清廉潔白な人間関係を求めている。
ですが、その期待が結構高い確率で裏切られるので、人間関係で辞めたくなるんです。
真面目な人は特にそうだと思います。
曲がったことが大嫌いだと、会社は続かない。
私はかつては、人間関係にこのようなルールを持っていました。
・人を傷つけるようなことはしてはいけない
・挨拶はしなければいけない
・上司は部下を守らなければいけない
・人として常に他人に正直でなければいけない
ですが、このルールが社会人として会社で生きていくには、かなり息苦しいものになるんです。
自分が守るのも一苦労なルールを他人が守っているでしょうか?
無理です!
だけど、それができてない人は、合わない人・嫌な人として捉えてしまう傾向がありました。言い換えると。自分の作り上げた人間関係のルールが、合わない人・嫌な人を、”自分自身で”作り出していたんです。
なので、改善すべきはこの自分の中にあるこのガチガチの人間関係のルールであり、職場の人間関係に対する”こうすべきという”期待でした。
どこへ行っても、嫌な奴も合わない奴もいます。
そんな人いないと思いたいし、期待した。
でも、当たり前のようにいるんです。
それなら、そんな期待は手放し、会社の人間関係は嫌な奴・合わない奴るがいる場所としてしまい、そのうえで対策を考えると、退職したくなる瞬間は減っていきます。
まとめ
【 1.私が人間関係で退職した具体的な3つの理由 】
私が人間関係により、退社したときの理由についてお伝えいたしました。
現在、人間関係で苦しみ、退職を考えている方の参考になれば幸いです。
【 2.人間関係が理由で退職する場合の注意点 】
人間関係で退職する場合、他人に原因を求め、他人のせいにしてしまう前に、自分自身の考え方や捉え方にも注意して、原因が自分自身にないかを冷静に見極めることがかなり重要なんです。
衝動的に辞めることを選択するのではなく、なぜをはっきりさせ、まずは自責で現状を見極めていくことで、今後同じような理由での退職を繰る返すことを防げます。
▷会社の人間関係、マジだるいっす…
会社の人間関係は、働く人の永遠のテーマの一つでもあるし、働く世代の退職理由としても常に上位をキープしてます。
どんなに社会人経験を重ねても結局、会社の人間関係は、マジでだるい…
得意な人、本当にうらやましいって思います。
ですが、才能とか関係なく後付けでも、このだるさは軽減できると理解はできてきたので、この先もっと勉強して、もっと楽に働ける人間関係の築き方なんかも理解できればなぁと感じています。
そして、メディアを通して。人間関係とかで苦しんでいる人がいれば、助けになりたいと思っています。