この記事は、
・人付き合いが苦痛過ぎてしょうがない
・この苦痛から脱出する方法はあるのだろうか?
について書いています。
人付き合いが苦痛って事は相当向いてないから、『人付き合いはテキトーで良いや!』開き直った方が断然楽になれます。
どうも、まっさんです。
私も、人付き合いに苦痛を感じていた1人です。今はだいぶマシにはなってきましたが、今だに辛い時は辛いです。
私の場合、人が怖いと感じる事が昔から多く、学校の時は誤魔化してなんとかなってましたが、社会人になり、人が怖いに対して、簡単に逃げる事ができなくなり、苦痛な毎日を送っていました。
その結果、鬱病の一歩手前までいきました。
ですが今は、人付き合いが苦痛と感じる事は減りました。
そんな私の経験から、
・人付き合いが苦痛な時の対処法
・私が実践した、人付き合いが苦痛なのを根本的に解消する方法
についてお伝えできればと思います。
参考になれば幸いです。
もくじ
1.人付き合いが苦痛と感じる原因
人付き合いが苦痛と感じるには、やはりそれ相応の原因があるはずです。
私も人付き合いが苦痛だと感じていたので、その経験から、
- 自分は人に嫌われるだろうという思い込み
- 人に対する期待が大きい
- そもそも相性が悪いのに寂しいからと付き合っている
についてお伝えできればと思います。
▷自分は人に嫌われるだろうという思い込み
思い込みは強力に、自分自身を縛り付けます。
人付き合いにおいて、自分は人に嫌われるという思い込みがある場合、その思い込みが自分を締め付けてしまい、そこから様々な息苦しいルールを自ら築いてしまい、結果、人付き合いに苦痛を感じるようになります。
息苦しいルールとは下記のような事です。
- 私は人に嫌われるから、自分の意見を言ってはいけない
- 私は人に嫌われるから、自分の感情を表に出してはいけない
- 私は人に嫌われるから、他人のいう事は絶対聞かなきゃいけない。
- 私は人に嫌われるから、NOと言ってはいけない
こんなルールを守って、人付き合いなんて辛いだけですよね。
だから、自分は人に嫌われるという思い込みを克服する事ができれば、人付き合いが苦痛と感じる気持ちはかなり楽になります。
▷人に対する期待が大きい
人付き合いが苦痛な人は、他人に課す期待が大きい場合があります。
他人に対する期待が大きいと、他人は自分にはコントロールできないので、人付き合いにおいて、思い通りにいかないと感じる事が多くなり苦痛を感じやすくなります。
例えば、
『オレはコイツ(部下)の上司なのだから、発言に同意しすべき』
でも、部下だからって、あなたが思考から行動から言動までコントロールできるロボットではないのだし、あなたの発言全てに同意するなんて事はありません。
なのに、同意すべきだ!なんて期待があるのであれば、イライラする事が多くなり、そのストレスから人付き合いに苦痛を感じやすくなります。
だから、自身の他人への期待に気づき〝コントロールできるかどうか〟を基準に、境界線を引き、コントロールできない事は諦める訓練が必要です。
▷そもそも相性が悪いのに寂しいからと付き合っている
人付き合いが少なあるから人は、なんとなく話や感じが噛み合わないと気づいているのに、その数少ない人付き合いに、寂しさや経済的な事情などを理由に依存してしまっていて、それが苦痛に感じているのにしがみついているなんて事もあります。
2.人付き合いが苦痛な時の対処法
人付き合いが苦痛だと感じていても、そう簡単に無駄抜け出せない場合もあります。
それは、自分自身の歪んだ思考や価値観、心のクセが原因である場合が多いからです。
私は改善のために、こんな事を実践していました。
- 現状の苦痛は学びだと捉える
- 自分と他人の境界線を明確にする
- 徹底的に感情や考えている事を紙に書く
それでは、参考にしていただければ幸いです。
▷現状の苦痛は学びだと捉える
苦痛を苦痛と捉えるとそれこそ苦痛でしかありません。
ですが、『この苦痛から学べる事があるのでは?』と捉えるとどうでしょう?
苦痛は嫌だと逃げ回っていれば、それは苦痛に対してネガティブな反応をしている事になります。
ですが、この苦痛から何か自分に得られる事があると考えると、それはポジティブな反応に変わります。
ポジティブな反応はストレスを感じにくい。
やはり自分にメリットがあるか無いかは、ストレス度に関わります。
だから、苦痛は軽減されてきます。
▷自分と他人の境界線を明確にする
自分と他人の守備範囲をしっかり線引きをして、境界線を明確にしておく事は、人付き合いにおいて様々な面でメリットが大きいです。
守備範囲に境界線を引くとはどういう事かと言うと、自分がコントロールできる事と他人(相手)にしかコントロールできない事をしっかり区別しておく事です。
そうすることで、相手の言葉や行動をネガティヴに捉えたり、それによって落ち込んだり、辛くなったりする事を防ぎ、尚且つ相手を尊重する事ができるからです。
例えば、他人から自分の仕事について『お前の仕事は、遅いしクオリテも低いから全然ダメだ!』なんて批判された場合、もし自分と他人の境界線が曖昧だったら、相手のこの発言を真に受けて落ち込んでしまったり、相手に怒りを感じるでしょう。
ですが、自分と相手の境界線が明確だと、
- あの人(相手)の価値観的に、私の仕事はダメなのかもだけど、自分的には頑張れたし、学びもあったからOK!
- ああいう言い方しかできない相手なんだなぁ。そこは自分にはコントロールできないから、まぁしょうがないか。
- 相手を否定して自分の方が上だと示したいだけなのかも。
自分にはどうする事もできないから、落ち込んでも怒っても仕方ない。
なんて考え方ができます。
そうなると、人付き合いでの苦痛やストレスもかなり軽減できるはずです。
▷徹底的に感情や考えている事を紙に書く
人付き合いで苦痛で感じてしまう場合、自分自身の感情や思考が、モヤモヤしてしまうのが原因です。
それをクリアにする為、紙に思いつくまま書いて書いて書きまくる事は、自分の理解やネガティヴなモノの整理、気持ちを落ち着かす方法として、かなり有効です。
自分の中にある形の無いものに、文字という形を与えて、それを客観的に眺める事ができるので、ネガティヴになる原因である囚われから抜け出せます。
具体的なやり方として、だいたい10分くらい紙にただ今思ってる事を素直に書きまくるだけです。
かなり効果あるので実践してみてください。
3.私が実践した、苦痛な人付き合いに立ち向かうための考え方
人付き合いが苦痛なのは、やはり内面の根っこの部分を少しずつでも変えていく必要があります。
私が実践して効果的だったのは、
- 自分を否定する事をやめる
- できない事はできませんで良い
- 一旦、孤独を受け入れる
です。
やはり人付き合いは繊細な人じゃなくても、結構負担です。
その負担を軽減するには、やはりメンタルを強化するのが近道です。
それでは見てみてください!
▷自分を否定する事をやめる
自分を否定する人は、基本的に人間関係うまくいきません。
なぜなら、自分に投げかけている否定を他人にも同じように投げかける事が多いからです。
そうなれば、当たり前ですが、あなたは嫌われやすくなります。
だから、まず自分との関係を整えてあげる事が大事で、その為には自分に優しくせっして、何よりの味方でいる事です。
そうやって、自分との関係が良いものに変わっていけば、他人に接する時もいつも自分に接しているように優しく対応できてくるので、結果、人間関係も変わってきます。
そうなれば、人付き合いが苦痛という気持ちはかなり軽減されてくるはずです。
▷できない事はできませんで良い
人付き合いが苦痛でできないという人は、無理にできるようになる必要は無いとまずは開き直りましょう。
開き直るってあまり良い言葉では無いかもですが、できない事をできるようになるにはそれ相応の努力という苦しい時間が必要です。
ですが、その苦しい時間は自分を否定している時間では無いでしょうか?
できない自分を罰している時間では無いでしょうか?
それを一切辞めてしまう事で、自分のできない事にフォーカスを当てて厳しく当たる時間を減らし、自信をまず取り戻しましょう!
結局私が経験から思う事は、人とのコミュニケーションって、自信があればうまくできるという事です。
自信がないから、自己主張をしなかったり、そもそも何か話すことは浮かんでるのに、話さないでやり過ごしたり、目を合わせられなかったり
・・・
根っこの自信さえ高める事ができれば、これらをクリアーできるハードルは、かなり下がります。
そうなれば、次第とうまくいくものです。
だから、まず自信を取り戻す為に、自分のできない事はできないで良い!OK!!
って思う事がまずやる事です。
▷一旦、孤独を受け入れる
孤独を恐れると、人間関係はうまくいきません。
人付き合いの苦痛って孤独になりたくないって気持ちからきている事も多いです。
なぜなら、1人になりたくないという気持ちが強くなると、人に好かれようと迎合的になったり、自分を抑えることも多くなり、それが相手からは?と感じられて、結果、嫌われたり、仲良くなれなかったりします。
こんな感じで、自分を出せない事も、人に無理に好かれようとする事も、自分のそのままを否定する事に繋がるので苦痛を感じやすくなるんです。
だから、孤独を受け入れる事です。
ただ受け入れるとずっと孤独な気がしてなかなかできないって気持ち、よくわかります。
私もまさにこれで、なかなか孤独で良いって思えなくて・・・そう思うと何も努力しなくなり、もっと人から遠ざかるような感じられて、その不安から孤独な自分を受け入れられなかった。
ただそれをしないとこの先もっと苦しくなると感じたので、孤独でいる事をまずは肯定し、自分一人で楽しめる事に多くの時間を費やす事にしました。
そこから、一人でも人生を楽しめると気づく事ができました。
そうなると、孤独を恐れる事が減っていき、人に無理に好かれようと思わなくなり、自分を押し殺す事も減りました。
そして、人付き合いが楽に感じられるようになっていきました。
一旦孤独を受け入れる事は、孤独への恐れを減らし、同時に他人に対する執着を減らす事ができるので、自分に合った行動や言動を取りやすくなり、結果として、人付き合いの苦痛が減るんです。
まとめ
人付き合いが苦痛なのにはそれなりの原因があります。
その原因に気付けるかどうかが、人付き合いの苦痛を軽減できるかどうかに繋がります。
現在、人付き合いに苦痛を感じている人は、どうにかこの苦痛から逃げたいと感じ、人間関係から身を引く選択をしているかもしれません。
ですが、少しだけ勇気を持って、自分の持っている人付き合いに対して苦痛を感じてしまう感覚と向き合ってみてほしいです。