- 友達がいないのが楽なんだけど、大丈夫なのかな…
- 友達がいるとどんなメリットがあるんだろう?
ど~も、まっさんです。
友達がいない方が気を使わないし、人付き合いで疲れないから楽ではありますが、それでもやっぱり友達は必要だと感じました。
私は、10年間以上、対人恐怖症(社会不安障害)を患い、人間関係やコミュニケーションにおいて、多くの悩みや困難を抱えて暮らしてきました。
そんな辛い状況から脱出しようと、必死で多くの本を読んだり、専門医への通院やカウンセリングに通いました。
そして、見事、対人恐怖症(社会不安障害)を克服しました。
その中で得られた人間関係やコミュニケーションに関しての、情報や知識をブログにして発信しています。
そんな私ですから、人の目が怖かったり、人付き合いに苦手意識があり、かなり疲れやすかった。友達もいると疲れるから、必要ないと思っていました。
でも、今は友達は必要だと感じています。
そんな私から、
2.友達がいない方が楽だった私が、やっぱり友達は必要だと実感したワケ
この記事を読んでいただくと、友達がいない方が楽だと感じる原因を理解し、友達の必要性について、改めて考えるキッカケになります。
もくじ
1.友達がいない方が楽な人の特徴
友達がいない方が楽な人には特徴があると感じます。
私自身を元にお伝え致します。
▷人の評価を気にしすぎる
人の評価を気にしすぎる人も、友達がいない方が楽だと感じます。
なぜなら、友達と一緒にいても評価を気にして、疲れてしまうからです。
私もかつては『今の言ったことまずかったかな…』『あの時ちょっと怒ってたんじゃ…』など、友達がどう思うかの評価を気にしすぎて、本当に疲れてしまっていました。
嫌われたくない気持ちや、関係の維持のために相手の評価を気にしていました。
だから、人の評価を気にしやすいと、友達が自分に対してどう思ってるかに必要以上に囚われてしまい、苦しくなってしまうんです。
そうなれば、友達いない方が楽と感じてもしょうがないんです。
▷劣等感が強い傾向にある
劣等感が強いと人と一緒にいる事が苦痛に感じてしまうことがあります。
特に年齢を重ねるごとに、その傾向が強くなります。
というのも、義務教育を終えると、学歴、収入や地位、職業などで優劣が生まれやすくなるので、劣等感が強い人はそのような差を必要以上に気にしてしまう傾向が強いため、友達と一緒にいることが辛くなってしまうんです。
私も高校まですごく仲良かった友達が、大学・社会人と進む中で、学歴や収入などが大きく離れていき、その友達との付き合いが苦痛に感じていた時期があります。
自分がダメな人間だという証拠を突き付けられているようで、苦しかった。
でも、このような状況で“自分がダメだという証拠”だと捉えてしまうこと自体が、劣等感が強かったからなんだ思います。
だから、劣等感が強い傾向にあると、友達との優劣に必要以上に囚われてしまい、それなら友達いない方が楽だと感じやすくなるんです。
▷コミュニケーションに苦手意識が強く、自分を出せない
コミュニケーションに対して苦手意識が強いと、友達がいない方が楽だと考えやすいです。
というのも、コミュニケーションに苦手意識がある人の傾向は、遠慮がちで自分のこうしたいを相手に伝えなかったりします。
それだと、対等であることが友達との関係性の基本であるのにも関らず、自分を出せないので、良い関係を築けない。
そうなると、自分を受け入れてもらえているという思いも薄くなるので、どこか一緒にいても不安を感じます。その結果、友達がいない方が楽だと考えやすくなります。
例えば、自分の意見があるのに言えない会議を想像してみたください。
もちろん自分が意見を言ったところでOKなんてもらえないかもしれません。
でも、言わなければそもそもOKをもらえることなんてありません。
それで、もしOKをもらえたなら、最高の気分だと思います。
人間関係はまさにこの意見(自分を出すこと)をして、OKをもらえるかどうかで関係が深まるんです。
受け入れてもらえなかったら、それはそれで相性などがあるのでしょうがないんですが、誰かに受け入れてもらえれば、それは自信や喜びに繋がります。
だから、コミュニケーションに苦手意識があり、自分を出せないとそもそも友達関係の醍醐味であるお互いを受け入れるという関係性ができにくくなり、友達といても不安が募るので、いないほうが楽と感じやすくなってしまうんです。
▷友達関係で傷ついた過去がある
過去に友達に裏切られたり、見下されたなど傷ついた経験がある人は、友達がいない方が楽だと感じてしまいます。
なぜなら、また仲良くなって友達になったとしても、過去の辛い経験と同じ経験をまたするかもしれない可能性があると考えてしまうからです。
そういう考え方であれば、最初から傷つく可能性が無い、友達を作らない・いらない選択してしまいがちです。
私も、過去、友達だと思っていた人間から、ものすごくバカにされたり、仲間外れにされた経験があります。特に容姿やファッションのことでかなり否定されて、苦しんだ経験があります。
そういう経験すれば、友達がいない方が楽だと思ってしまって当然なのかもしれません
2.友達がいないのが楽だった私が、やっぱり友達は必要だと実感したワケ
友達がいないのが楽だった私ですが、今はやっぱり友達は必要だと実感しています。
なぜそう思うようになったをお伝え致します。
▷一人では得られない喜びや、楽しさがあるんだと気づいた
友達がいないと楽だった私ですが、自分の中の緊張や恐怖が徐々に改善していくタイミングで、音楽が好きなので楽器を始めることにしました。
始めはもちろん一人で練習してましたが、次第に誰かと合奏をしたいと思うようになり、地域のビッグバンドに加入することにしました。
元対人恐怖症なので、初参加の時は本当に緊張して苦しかったのを覚えています。
そんな私でも受け入れたもらえて、加入から半年後にライブに参加することになりました。かなり緊張しましたが、ライブが終わった後の達成感や一体感は今までにないポジティブな気持ちを味わうことができました。
ここで気づいたんです。
これは一人では味わうことのできない気持ちなのかもと・・・
もちろん一人で楽しめることはたくさんあります。
インターネットが普及して、かなり増えたといえるでしょう。
20年前を思い返すと、できることがかなり増えたなという実感がありますし、今後もますます増えていくんじゃないかと思います。
ですが、私のように楽器を使って合奏やバンドを組んで演奏することや、スポーツなどは一人で楽しむことに限界があると思いますし、人と一緒にやるからこその楽しさや喜びがあります。
そう考えると、友達がいないと楽なのかもしれませんが、それと引き換えにしている一人では味わえない喜びや楽しさに気づくと、友達の必要性なのかもと思えました。
▷”友達がいない方が楽”の裏側に自分の弱さがあったことに気づいた
友達がいない方が楽だという言葉は本当なのでしょうか?
というのも、私は結局友達を作る能力がない自分を“友達がいない方が楽”という言葉を使い、ごまかしていたからです。
友達が作ればいコミュ力低い自分を少しは肯定できるのではと・・・
でも、心の底では、寂しいと思っていました。
友達がいなくてつらいと思っていました。
自分の事を理解してくれる誰かが欲しいと思っていました。
そんな内側の気持ちに気づいたときに、自分を変えようと思いました。
自分の弱さを克服して、友達が作れるようになりたいと心底思ったんです。
そこでやったのは、自分がなぜ友達が作れないのかを徹底的に自己分析しました。
下記、その結果です。
・人を傷つけてしまった過去があり、また同じように誰かに嫌な思いをさせる気がすると人間関係から遠ざかった。
・人にどう思われているのかが怖い
・絶対、人には好かれないだろうという思い込みがあった
このような弱さを持っていれば、人付き合いが辛くなるのは当然かもしれません。
ですが、この”友達がいない方が楽”の裏側にある弱さに気づくことで、『本当は、寂しいんだ。友達欲しいんだ、人間好きなんだ』という自分の本当の気持ちが理解できたと感じています。
【大事】一人でいる事も友達といる事も、人生にはどちらも必要!!
一人でいることにもちろんメリットはあります。楽だし、気を使わなくていいから疲れないし、自分のペースでいろいろできるし、自由です。
ですが、友達が全くいないとそれはそれで、寂しいし、視野も狭くなります。
それに、誰かと一緒だから楽しめる事も人生にはたくさんあります。
だから、私は一人でいることも友達といることも、人生には両方必ず必要で、あとはバランスの問題だと感じています。
だけど、一人が好きだからと言って、全く人と付き合わないのはNGです。
コミュニケーションや人付き合いが苦手な人にとっては、苦痛なことも多いと思いますが、自分のできることからでいいんです。
一人でも楽しみつつ、友達を作るための小さな一歩を踏み出しましょう!!