この記事は、
仕事で仲間はずれにされた場合の対処法
仕事の人間関係はうまくいっているでしょうか?
について書いています。
つまらない仕事でも人間関係がうまくいっていると楽しく思えます。
人間関係はうまくいっていると、毎日が輝きます。
その反面、うまくいっていない場合はただただ辛い。
実際、私は残念ながら人間関係を築くのが上手くないです。だから今までに散々辛い思いをしてきました。
特に仕事では、苦し過ぎて、体調を崩してしまう時もありました。
そんな私の体験談を通して、仕事で仲間外れになった時に気持ちを強く保つ方法などをお伝えしようと思います。
この記事を読んでいただければ、会社で仲間外れにされた辛さを少しは軽減できるかもしれません。
もくじ
仕事で仲間はずれにされた体験談
自分も仕事の人間関係において、仲間はずれになった経験があります。
今となっては、仲間はずれになったからこそ、メンタル面での強さを手に入れることができましたが、当時はまーーツラかった。。
毎日会社行くの嫌で嫌で仕方なかったし、日曜の夕方から夜にかけての憂鬱ときたら、もう……思い出したくありません。
笑点で憂鬱を吹き飛ばしながら、ギリギリ頑張ってました。
ではその時の体験を公開します。
▷状況
シンプルにチームから孤立しました。
・一人でできる仕事のみ振られる
・自分の意見はガチ無視
・飲み会に誘われない
など。
今でも思い出すと辛くなります。
仕事の人間関係から仲間はずれにされると、
『自分はこの世の中に不要な人間なんじゃないかな。』
なんて気持ちにもなりました。
▷きっかけ・原因
仕事の人間関係から仲間はずれにされてしまうのは、様々な原因があります。
もちろん自分にも原因がありますが、相手側にも原因があるものです。
当時は全く原因がわからなくて、そのモヤモヤも合わせてツラかったんですが、今はこんな事が原因だったとわかっています。
【自分側の原因】
- 自身の無さとプライドの高さが悪い感じに噛み合ってしまい、怒りっぽく口調が強くなっていた。
- 同僚や上司、プロジェクトの進め方などについての、否定的な発言が知らず知らずのうちに多くなっていた。
- コミュニケーションが適当だったり、雑だったりで様々な事が誤解されて伝わっていた
【相手側の原因】
- 直属の上司が自身の仕事にかなりの劣等感を持っていて、僕の仕事に恐れを感じていた。
- 上司がそもそもハラスメント気質。
- プロジェクトがあまりうまくいっていなかった為、チーム全体のストレスが異常で、それのアテにされていた。
こういう事をすれば絶対嫌われるって事を、当時は行っていたのですが、厳しさや妥協をしないことが正義だと思っていた自分と、そもそも仕事のクオリティが低い上司との間での折り合いが悪く起こった悲劇だったと思います。
ですが、僕はこの出来事を機に自身の至らなさや劣等感、間違えったコミュニケーションの仕方など、様々な成長に繋がりました。
第三者が原因で自分の孤立や仲間はずれが起こった場合は、自分ではコントロールできない部分でもあるため、ある程度受け入れるしかありません。
ですが、自分の行いを見直すことで、第三者主導で仲間はずれにされるリスクを最小限にはできます。
▷結果
仕事の人間関係から仲間はずれにされたことによって、僕にこんな事が起こりました。
- 会社に入った瞬間からイライラが止まらなくなる
- 人の目が怖くなり、会社で誰とも目を合わせなくなる
- 休みが多くなる
- 土日や夜は不安が強くなる
これだけ聞くと、かなりヤバイ状態でしたが、転職を何度かしていたので、ある程度の期間頑張らないと次がないと思っていたので、我慢しました。
ですが、一人で悶々と抱え込んでいた訳ではなく、近所の心療内科のある病院に相談しながら通勤していました。
辛すぎた時はクスリにも頼っていました。
今考えると、よく潰れなかったなぁと思います。
現在、辛い状況にある人は絶対に!絶対に!誰かを頼りましょう!!
仲間はずれにされた時のネガティヴな気持ちの解消法
仲間はずれになってしまった人間関係の仕事に毎日のように通わなければいけない。
苦痛です。
マジで苦痛です。
だから、何かしら武器を持たなければ、そんな苦痛の猛攻には耐えられません。
なので、私はこんな武器を使って、苦痛な人間関係をなんとか立ち回っていました。
▷辛い気持ちに飲み込まれないように客観性を持つ
仕事の人間関係で仲間はずれにされ、辛い気持ちがあるのはわかりますが、その気持ちを感じてしまうのが問題なのではなく、飲み込まれてしまうのが問題なんです。
どういう事かというと、辛い気持ちを感じた時に落ち込んでしまって何もしたくなくなるなど、自身の活動に負の影響が起こってしまう事があると思います。
これが辛いなどのネガティヴな気持ちに飲み込まれている状態です。
ですが、辛い気持ちが起こった時に
『あ!今、孤立を感じて辛い気持ちにになってるなー。』
という風に、ネガティヴな気持ちに飲み込まれるのではなく、自分の気持ちなんだけど、第三者の目線で観察するように気づいてあげると、完全に飲み込まれて自身の活動に負の影響が出るのを最小限に抑えられます。
私の場合、孤立して仲間はずれになった現在の状況を利用して、この自分の気持ちに客観的に気づくトレーニングを行ってました。
始めのうちは、気づいたとしてもやはりネガティヴな気持ちの影響は強く、防波堤は大波に大敗しまくりでしたが、回数をこなしていくうちに、だんだんも波が小さくなり、辛い気持ちを感じたとしても、とりあえず感じながら横に置いておく事が出来るようになりました。
▷ネガティヴな気持ちや自己否定を感じ切る
辛い状況の時って自分自身に不信感を抱き、自分がダメな人間のように思えて、自分を否定しがちです。
これが仲間はずれで辛いというネガティヴな気持ちにさらにブーストをかけてしまい、ツライ→ツライダー→ツライデストという風に辛い気持ちを大きくしてしまうんです。
ですが、オートマチックに自分を否定する言葉が頭の中に流れてきてしまうので、そのままでは飲み込まれまくって、どんどん敵は巨大になっていきます。
こんな時によく聞くのは、“逆のポジティブなことを考える”ですが、これがなかなかうまくいかない。
うまくいかない理由は、『ポジティブな事を考えなきゃ!』って思う事自体が、ネガティヴな今の気持ちにスポットを当ててしまい、ネガティヴな気持ちに注目させてしまっているんです。
どういう事かというと、
『赤いものを考えないでください』と言ったら、赤いもの考えてしまいませんか?
『ポジティブに考えなきゃ』って思う事は、逆を言えば『ネガティヴな事を考えないようにしなきゃ』って思ってるので、結局ネガティヴな事に注目している状態になるんです。
そうなれば、自分の中のネガティヴがさらにネガティヴな気持ちや想像、言葉を呼び、どんどん自分を否定する気持ちが強くなります。
じゃあ、どうするか?
簡単です。
自己否定に免疫をつければいいんです。
免疫をつける為には、積極的に感じる事です。
ネガティヴな気持ちや自己否定を嫌だと思うのではなく、
『免疫力をつける為に、この負のエネルギー、いただきます!』
という風に、積極的に感じにいきます。
今まで逃げてきた事に向き合うように、徹底的に自分の自己否定やネガティヴな気持ちを感じる。
負のエネルギーにも限界があり、いつか底をつきます。
感じて、感じて、感じ尽くすと、どんどん力が小さくなってきて弱まってくるんです。
人間には慣れる性質がある為、自己否定などのネガティヴな気持ちも慣れるんです。
慣れれば、効果が弱くなるのは当たり前なんです。
『でも、自己否定を感じまくってら、自信がなくなって、どんどん暗く落ち込んでいかないの!?大丈夫なの!?ほんと!?』
なんて言われてしまいそうですが、問題ないです。
自分からネガティヴな気持ちを感じにいく事って、気づいていないとできません。
『ネガティヴな気持ちキター!!感じてやる!!』は、第三者の目線でネガティヴな気持ちを捉えている状態なので、それに飲み込まれて自分を貶めるまではいきません。
もちろん落ち込んだりなどの影響は無くはないですが、どっぷり飲み込まれている状態より、全然軽い。
なので、積極的に感じに行って大丈夫なんです。
是非お試しあれ!
まとめ
仕事の人間関係で仲間はずれにされる事って、本当に辛いと思いますが、その辛さに流されてしまっては、元も子もありません。
そもそも僕は悔しかったんです。
なんで仲間はずれにするような連中の為に、自分の人生の大切な時間を暗くしなければいけないのかって!
だから、すっごく辛かったですが、
『絶対に抵抗してやる!絶対に負けない!負けたくない!』
そう強く自分に言い聞かせていました。
ただこういう強い気持ちで入られたのも、ネガティヴな気持ちをしっかりと客観的に見つめて飲み込まれないようにしたり、どんなにネガティヴな気持ちになっても、自己否定をしないという強い思いがあったからこそだと、今では思います。